ペットも高齢化社会
近所を散歩していると、いつもゆっくり歩いている小型犬がいて、たまたま町内会費(含む赤い羽募金)の集金にその犬を散歩させている人が来ていたので、聞いてみると年齢すでに17歳で、歩いていても頭から突っ込んでこけるとか、自分が歩いてきた道をまた戻っていく(おそらく痴呆的症状)とかで、元気な犬と違ってほんの近所の散歩しか出来ないとのこと。
しかし、外に出ること自体は確実に犬にとっても刺激になるのだから、最近話題の高齢者が外出自粛で例えば痴呆症やフレイル(虚弱)が進行するというようなニュースを目にすると、人間も動物も外部からの刺激(=脳や身体への刺激)というのは大事なのだと再認識。
日経の記事では、歩く量が二週間足りないだけで筋トレ3ヶ月が無駄になるんだそうです。これは特に高齢者が手術や入院(つまりベッドレスト)が寝たきりのきっかけになるということと結びつくし、健常者でも長期間宇宙滞在から地上に帰還するとまともに歩けないのと同じこと。動物にとって歩くことは心と体にとっては必須栄養のようなもの。
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