有人戦闘機と空母は時代遅れかもしれない
遠くの有事は買いというぐらいで、いつの時代にも武器商人というのは儲かるもので、武器というのはほぼ言い値で買ってくれるから、一度顧客を獲得したら安定的に利益を確保できる世界。わかりやすい例では、MILスペックなどという独自世界規格で守られているし。日本の戦国時代に堺が潤ったのも武器ビジネスだろうし。
昨年のアゼルバイジャンでの局地戦は、イスラエル製のドローンがゲームチェンジャーとなって、アルメニアが完勝の結果。ドローンと言っても民生用とはまるで異なる、リモコンミサイルのようなものらしいですが。これも兵器の実験場含めて軍需産業にとってはビジネス機会です。
どこでも、多分ロシアと北朝鮮は例外、有人兵器は兵士を失うのと国民感情で使いづらくなっているから、無人(ロボット)兵器が今後の標準になっていくのは世の中の流れ。自衛隊も無人飛行機と有人飛行機の組み合わせチームでの戦闘を想定している様だし。
もちろん兵器の展開は目的によって使い分けられますが、ロボット兵器が標準となれば、空母打撃群というのももしかしたら20世紀の遺産になってしまうかもしれないと思う。
https://gendai.ismedia.jp/articles/-/76635
思い返すと、戦争というのは過去からイノベーションの塊です。戦車、レーダー、戦闘機、ミサイル、全て戦争が進化させて民生用に転用されているから。
この記事へのコメント