ワクチンも外圧か

今現在、ワクチン候補に日本製がなくて全て外国製ですが、メーカーの開発体制にも原因はあるのだろうけれども、薬事行政の影響は大きいんだろうと思う。
2ヶ月に一回の定期医者通いでワクチンの話をしている中で、一件でも重大インシデントが出たら政府は接種を止めると確信的に医者が話していましたが、おそらく厚生省(政府)の中はそういう方針なのだろうと思いました。
製薬会社にとって訴訟リスクは最大の懸念と言っても良いかもしれませんが、日本の製薬会社がワクチン開発に腰が引けるのはある意味当然なのかもしれない。過去石橋を叩いて渡ってきた歴史からすれば時間レンジが10年ぐらいで開発するのが普通だろうと考えているはず。海外からのワクチン供給では、供給側が立場的に強いだろうから、ある程度の免責条件を付けた契約になっているだろうと想像されます。
ノルウェイのワクチン接種死亡(記事中では二十三人)はどのように扱われているかCNNで検索すると、予想範囲内だからフレイル(体力の低下している)高齢者については、接種する利点とリスクを勘案して接種しなさいだから、注意して進めということのようです。まあ平時と有事では、政策に差はあって当然だろうと思うし、ワクチン担当相がなぜ厚生大臣じゃないのかもこのあたりが影響しているんだろう。
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