多岐亡羊

人には本来的にマルチタスク(複数のことを同時にやる)というのは向かないそうで、多くのことを同時に求めすぎると全部を失う、或いはどれもが中途半端になってしまうというやつです。似たような言葉としては「二兎を追う者は一兎をも得ず」と言うのがありますが、同じ意味でしょう。 マルチタスクは人間にとってもオーバーヘッドが無駄過…

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無欲になる

とは、世を儚むわけでも、仙人のように生きるのでもなく、おそらくは小欲を超越した大欲があるが故に無欲に見えるのではないかと思う。 つまりは、大欲のためには雑事(小欲)には気を取られないことが無欲ということの真の意味ではないか。 もちろん大欲とは、個人的な欲望を満足させるとかの狭い意味ではなくて、物事を成す、…

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迅速測図

という言葉が、さる人の講演の言葉の中にあって、じんそく測図って何かなと。 要は明治新政府が防衛を目的として地図を迅速に整備する必要に駆られて、フランス式(陸軍)のカラー版の確か2万分の1地図で、主として関東圏版を作成したものがそう呼ばれています。 古来より地図は戦争には欠くことのできない情報で、今でも国によっ…

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足踏み脱穀機

何十年ぶりかで見た足踏み脱穀機。畑の中でなんかやってるなと思ってみたら、遠目でも昔懐かしい足踏み脱穀機回して、何かを収穫中。 近づいたら「いやー大変だよ」と、大変なのは脱穀作業ではなく、大豆の脱穀中でしたが畑の三分の一と三文の二で、肥料変えたら出来が違うのが大変なんだと。 収穫した大豆で、味噌を作るのか豆腐作るの…

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In vino veritas

ドイツ語の辞書でたまたま目に留まった言葉。なんでラテン語がと思ったけれども、諺としてドイツ語に取り入れられているようです。 意味はwikipediaからで、 in vīnō vēritās. : In wine lies the truth. いろんな言語で同じ意味の言葉がありますが「酒に酔えば本音…

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好奇心、有酸素運動とコミュニケーションが脳力向上の素

この三つ(英語の頭文字取ると3Cになりますね、有酸素運動はcardio exerciseとも言うようだから)が、脳の活性化を維持さらには向上させていくと。とすると、年齢とともに脳の活性度が低下すると言うのは単なる思い込みに過ぎないようです。おそらく身体の健康状態は確実に脳にも影響を及ぼすし、好奇心は報酬回路から出るドーパ…

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コロタイプ

かっての使われていた平板印刷のことですが、おそらく第二次世界大戦前の複写はこれしか無かったんだろう。日本で言うと明治維新の頃に実用化されていますが、ちょっと古めの本を読んでいると、コロタイプしたとか言う表現が出てきたので何かな?と思ったから。 コロタイプは精密な複写には向くようですが、大量複写には向かないので今はほ…

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はやぶさ2号帰還(ドラマのないのは進歩の印)

はやぶさ2号が、おそらく小惑星のサンプルを抱えて、帰還しましたが、初代はやぶさが幾多のドラマを乗り越えて帰還したことを思うと、それだけ経験値が上がったのだと思います。 ドラマがあると言うのは、まだ技術や経験値(多分こちらの比重が大きい)が足りなくて、普通にミッションを遂行できるほうがプロ的であると思います。 …

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君子もとより窮す

論語からの一節です。 人は忘れやすい動物ですが、火山噴火と地震(特に日本では)とパンデミックは繰り返して必ず起こるものだし、起きてきたのが歴史。 自分でコントロールできないことは考えても埒があかないわけだから、その日一日を精一杯生きていくことが人間の歴史だったと言うことになります。多くの企業もこれらを前提とし…

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師匠冥利

藤井二冠と師匠である杉本八段の三度目の師弟対決がありましたが、まさに師匠冥利ではないかと思う。 特にタイトルホールダーとなると、予選免除とかがあって、対戦するためには自分自身も勝ち続けないといけないわけだし。 おそらく弟子の活躍に師匠も刺激されているから相乗効果でしょう。 師匠も勝負事なので盤を挟めば勝負師…

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みかん農家

自宅の庭に温州みかんの木はあって、今年はそこそこ実をつけているけれども、機会あって近所のみかん園でみかん狩り。 ワンコインで袋詰め放題メニューですが、農家からすると単価がそれほど高くはないみかんを手間かけて収穫するよりも、オーナー制度とかみかん狩りとか、勝手に収穫してもらう方が有難いだろうと思った。なぜなら、例…

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足で稼ぐ

散歩中に、ちょび髭のおじさんに、このあたりの人ですかと言われて、●●地区はどこかと聞かれる? 地図みればと言ったけれど、多分スマホとか持ってなさそうで地図を出して、何を調べてるか聞いたら、 「公務員の不祥事で実家を探している」とか カバンから、使い込んだ手帳を出していたから●●地区といっても広いですよと言っ…

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アグレマンはフランス語だったか

英語じゃ無いよなと思ったらフランス語だった、agrément。英語だとagreementですね。 外交官派遣の際に、派遣先の相手国からの承認のことで、外交官は治外法権だから、好ましからざる人物(persona non grata)で追放される可能性のあるような人物にはアグレマンを出さないのが原則だろう。 政治…

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知識社会の萌芽はおよそ70年前

ドラッカーによると、世の中が知識社会に移行していくと判断出来たきっかけは、第二次世界大戦から戻ってきた兵士の再教育プログラムであったと。 通称G.I. Bill、正式名称はServicemen's Readjustment Act of 1944(日本語だと復員兵援護法、要は復員兵は大学に国の費用で無償で教…

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障害を持つ子の介護は老人介護とは異質だけれど

散歩の途中で、重い障害を持つ子供を車椅子に乗せて、寒い日だったの毛布で包んで、見たところ年齢は中学生相当ぐらいか。 お母さんが車椅子を押してましたが、表情に暗さはなかったので、おそらく障害者を持っている親同士のネットワークのようなものがあるんだろうと思いました。介護というのは老人もそうですが、家族だけで抱え込んでで…

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なぜエビが縁起物なのか

おせちの重の定番はエビで決まりでしょうか、多くのパンフレットの写真を見ても一番目立つ素材です。では、なぜエビなのかというと、エビは成長の都度それまでの皮を脱ぎ続けて成長を続けていくから、永遠の若さを象徴しているからなのだと。 じゃ、蟹でも同じじゃないのということになりますが、もう一点は腰が曲がるまで長生きということ…

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Puppe, pupaそしてpuppet

ドイツ語で人形はPuppe、ドイツ語辞書を引くと俗語では「かわい子ちゃん」とかいう意味もありますが、おそらく語源はラテン語のpupaで、これが英語になるとpuppet(操り人形)ですね。 puppetというとその昔puppet man(パペットマン)という歌があって、トムジョーンズとかフィフスディメンジョンとかの1…

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尼子氏

尼子氏というと戦国時代、毛利に先立つこと中国地方(出雲などの中国中部域)の有力一族でしたが、月山富田城で終焉を迎えます。 月山富田城は足立美術館近くで、ちょっとした小山程度で山城と呼ぶにはちょっと違うかなと思いますが、今は一切の建物も残っていません。(写真は10年前の月山富田城二の丸付近) 尼…

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株主優待廃止のお知らせ

日本では株主優待のために株購入というモチベーションもあるようで、元棋士の桐山さんはそれで副業も成り立っているようですが、公平性の原則(海外投資家にはリターンが無い)という点から、今後は廃止の方向だろうと思っています。 株主優待も食品とかの消費財は価値ありますが、自社製品の割引とか言われてもねと言うところ。 …

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The rise and fall of the Roman Empire(ローマ帝国衰亡史)

数年前から読むべき本のリストに入ってますが、全体でおよそ5千ページと史記のおよそ倍の物量でタイミングを失していました。英語版のペーパーバック簡易版でもおよそ1千ページ。 地元の図書館で検索してみると、筑摩版が10分冊になっていて、おそらく一冊はおよそ五百ページぐらいだろうから、二週間の借り出し期間では多分読み終わら…

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