HV依存
現在多くの人は車を買うときには燃費でHVを選択しているのかもしれないけれど、大多数にとってはそれは環境税を支払っているのと大差ないのではないかと思う。なぜなら燃費だけ考えれば、車両購入価格と燃料代を相殺するためには年間で一万Km以上の走行距離が必要らしいので、周りを見ても大半の時間は駐車場にあるだけだから、多くはモトは取れないだろうから。
尤も環境負荷を考えれば、多くの場合に一人しか乗らない車で1トン以上の物体を移動に使うのは元々が不合理のように思う。自由社会だから、個人の選択の自由なのだけれども。
EUの動きを見ても、政策が脱化石燃料である以上、今のHVはいずれEVに置き換わらざるを得ないし、EVの基幹部品である電池のイノベーションも加速されるだろうから、HVは一過性の対応策になっていくのは間違いない。ビジネスから見ればその時代に備えていくというのが、CASE時代に向けた車メーカーのスタンスなのだろうから、今からは内燃機関やHVに依存し過ぎるのはリスク。
いずれにしろ、今のEVは黎明期なので新車はあり得ないと思って中古のEVにしてますが、次をどうするかは世の中の動き次第。数年前のリフォームでEV200V充電できるようにしたけれども、それが不要になる時代にはならないだろうから。
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